2018年03月10日

吉野川大橋A

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2019年来年度の完成を目指す四国横断自動車道の名物・吉野川大橋(仮称)道路橋の工事が進んでいる。この自動車道の開通によって四国東部の広域ネットワークが構築され、地域間交流の強化や沿線道路の渋滞緩和、災害時の代替機能の強化が図られることで地域の発展が期待されている。が、
1998年4月に徳島と本州を陸路で結ぶ明石海峡大橋が開通してから今年で20年。瀬戸大橋の架橋からも30年を迎える。本州と四国の直結は徳島に何をもたらしたのか。高速バスが一気に増え、京阪神など都市部への消費の流出が起きた。高速バスの利用客も2・5倍近くに膨らみ、松茂町のとくとくターミナルでは、徳島駅よりも周辺の駐車料金が割安とあって、近隣の農業用地は次々と駐車場に姿を変えたそうだが、幹線道沿いにもかかわらず、駐車場ばかりが増える現状だ。徳島県民のレジャーの幅が広がったが、徳島市中心部の商業施設は激減し、徳島駅前も大きく様変わりした。やがて、
この広々とした空間に包まれた吉野川河口も時代とともに変わるだろう。気付いたときには記憶の中にしか残っていない。帰宅途中に見える、夜の静かな海に浮かぶ中秋の名月も今年が最後になるだろう。我々は変わり続けなければ生き残れないと思うが、後世に伝えたい古里を思うのは私の贅沢か。
posted by 徳工 at 00:00 | diary